先回は、自分の誕生日など誕生日を迎えた人から見ての誕生日についてでしたが、今回は私のボスが誕生日を迎えたので、お祝いをするほうからについて書きたいと思います。
私のボスの誕生日も、今年の私と同じで日曜日でした。
なので残念ながら(?)仕事場で何かを振舞うということはありませんでした。
というより、彼は私達がお祝いする準備をしているとは全く思ってなかったようです。
彼の誕生日の約3、4週間前から、私達は何をプレゼントしたいか考えていました。
ドイツでは上司だからとかお世話になっている人だから、値段で言えば大体これくらいかな、とか最低いくらというものはないような気がします。
もちろん一人当たりどれ位の出費が許されるか、その値かける人数分で予算は決まることになるとは思いますが。義理のプレゼントなんてもってのほかです。
(ちなみに別の会社では、『Aさんの誕生日』と耳打ちされながら
中身の見えない紙封筒が回されてきました。自分の好きなだけのプレゼント資金を入れることになっていて、秘書やそれ以外でもその人のことをよく知っている同僚がメインとなり、代表でプレゼントを選んでいました。そしてカードが付くのはもちろんです。こちらもオリジナルであることが問われます。
さて話は少し飛びましたが、今は小さな事務所での勤務なので事情は少し変わります。)
予算よりもっと大切なのは、どれだけオリジナルであるか。
その人は何が必要か、何が似合うかなどなど、どれだけその人のことを考えているかが勝負になります。
私達は名刺入れを購入することにしました。
デザインもその表面もボスのイメージに合うものが見つかりました。
しかしそれはメインのプレゼントではないのです。
本当のプレゼントはその中身なのでした。
実はその少し前、ボスがボソッと
『名刺のデザイン新しくしたいナ。』
と言っていたのです。
それを思い出し、早速デザイン開始です。
私達の仕事は一応、クレアティブな仕事の部類に入ると思うので、
これ以上ぴったりなプレゼントはない!と盛り上がりました。
一枚目は、すっごく誰が見てもつまらない白黒のありきたり名刺。
二枚目は、超嫌味なエレガントさを持つレイアウトで文字は紫。(笑)
三枚目は、とってもお茶目なデザインだけど、こんなの使えないというもの。
。
。
。
とにかくこういう感じで続き、途中で
『ここまでで気に入ったのありますか。』とか書いてあるのが出てくるんです。その後『えっ、まだ出てこない?』とか。そして最後に、本当に提案したい3点が来てその後、
"Herzlichen Glueckwunsch zum Geburtstag!"(『お誕生日おめでとう!』)というカードが出てくるんです。
プレゼントは完璧!あとは喜んでもらえるかだけです。(一抹の不安アリ)
さて反応はいかに?ですが、
すごい顔してました。カードを一枚一枚めくりながら驚いてます。
冗談だと思っていないようです。それを見ておかしくて思わず噴出してしまうところでした。(でもこれを冗談と分からないなんて、信用のない部下なのね。)
でも最後の辺りで、やっとこれは温かいユーモアと気づいたようでかなり感動していました。プレゼントをとても気に入ってくれたようで、やった甲斐も倍増、嬉しさも倍増でした。
そしてなんと言っても、いつもはお昼休みなどないよな環境ですがお昼ご飯を取り寄せてくれて、ゼクト(スパークリングワイン)で乾杯し(なぜかいつも常備してある)久しぶりに仕事以外での会話ができた楽しいひと時でした。
2006年06月04日
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/18811598
この記事へのトラックバック
http://blog.seesaa.jp/tb/18811598
この記事へのトラックバック








バレンタインデーは日本ではすごくいい商売ですよね。konomichiさんはこれには踊らされてないんですね。
今回のプレゼントは結構特別ですね。ドイツの誕生日事情は仰るとおり、気力・体力を要するイベントかも知れませんね。
それをうかがわせる出来事、また後に書いていきますね。
それから上司へのプレゼントですが、もちろん少しは『どれだけクレアティブ』であるかという売り込みも入ってます。(笑)