2008年01月06日

ドイツのお正月(?)

「ドイツでは、日本で言う元旦の日には、何か特別な事をしたりするのですか?」というbeginner さんの質問に対して書いてみました。

ドイツでは元旦はほとんどの人が寝ているのでは?と思われます。
何といっても元旦を迎えるイベントは、「Silvester」(ズィルヴェスター/大晦日)にあり、だからです!

Neujahrsbrezel1.gif
お正月前のパン屋さん

ドイツのクリスマスが、日本のお正月のように家族と過ごす日なら、ズィルヴェスターは仲の良い友だちと過ごす時。パーティーで盛り上がり、年越しのカウントダウンをするのがドイツの定番と言えます。
そして日本からもテレビなどで観ることができると思うのですが、年が明けると同時に上がる「打ち上げ花火」です。
私たちと言えば今年のズィルヴェスターは、色々な事情が重なり夫の実家で新年を迎えました。

この日の夕食は、「Fondue chinoise」(フォンデュ シノワ)。
「Fondue chinoise」(フォンデュ シノワ)は、フランスからドイツに渡ってきたから名前もフランス語のままなのか、あまり聞いたことがありませんが、あえてドイツ語でいうなら 「chinesische Fondue」(シネージッシェ フォンデュ)、「中国のフォンデュ」というか「中国の鍋料理」。

さてその他「Silvester」(ズィルヴェスター/大晦日)に良く食べられるものといえば、Raclette(ラクレッt)と呼ばれる、溶かしたチーズをジャガイモなどの野菜といただく料理。またまたフランス語。
Raclette(ラクレッt)を作るには、ラクレッt用のグリルがあり、こちらはドイツでは日本の鍋や焼肉のグリルセットのように各家庭にあります。
Kaesefondue(ケーゼフォンデュ/チーズフォンデュ)も良く食べられるもののひとつです。

良く見ると、鍋料理のように皆でつつく料理ばかり。どこの国でも人数が集まると食べる料理というものは似ているのでしょうか。
まあ「つつく」といってもドイツでは「お箸でつつく」わけでもないですし、
「Fondue chinoise」(フォンデュ シノワ)でさえ、Kaesefondue(ケーゼフォンデュ/チーズフォンデュ)のように自分専用のFonduegabel(フォンデュガーベl/フォンデュ専用のフォーク)で自分の食べる分を刺して鍋に入れるので実際につつくわけではないのですが。(笑)

食べ物の話になるついつい長くなってしまうのですが、話を進めますと「Silvester」(ズィルヴェスター/大晦日)のお決まりと言えば、「Dinner for one」というイギリスのコメディーが必ずテレビで放送されるそうです。私は今年初めて観ました。(遅!)

そして年越しのカウントダウン。これにつき物なのは、、、

Neujahrsbrezel.gif


そう Brezel(ブレッツェl/ブレッツェル)です。しかしこちらは横幅40cmはあるだろう巨大ブレッツェル。このブレッツェルは Gluecksbringer (グリュックスブリンガー/幸運を呼ぶもの)とされているため皆が幸運のひとかけらをいただきます。

この巨大ブレッツェルとSekt(ゼクt/ドイツのスパークリングワイン)で年が明けると同時に、「Frohes neues Jahr!」ではじまります。

そしてそれと同時に、(又は数時間前から徐々に)ドドーンと打ち上げ花火が上がります。ここに日本の静かで厳かなイメージは、微塵もありません。。。

町をあげてプロを雇っての大きな花火、そして個人でもかなりの数ですごい音のでる花火は行われます。最低でも1時間はドドーン、ヒューとどこかで鳴りつづけ、ドイツの夜は明けていくのでした。


次回は乾杯についての続きを書きたいと思ってます。
posted by らぬんける at 20:30| フランクフルト ☁| Comment(4) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
らぬんける様
早速私の質問にお答えいただきありがとうございます。
ドイツの方々は、元旦は特に何もしない、ということでしょうか?
31日の大晦日は大いに楽しむようですね、花火、カウントダウン・・・。賑やかそうです。ラクレッテ(ト?)は年越しそばみたいなものですかね(笑)。形は違いますが・・・。
しかし、何にしても説明だけでも美味しそうです。巨大なプレッツェルもいただいてみたいものです(プレッツェルを食べたことありません・・・)。
ご説明いただいて、何となくですがドイツの大晦日から元旦の野雰囲気、味わうことができました。質問してみて良かったです。ありがとうございました。
Posted by beginner at 2008年01月07日 23:12
beginner さん
そうです、何もしないですね。お昼ごろから、前日の花火の後の掃除くらいでしょうか。(笑)

クリスマス以降は皆さん、普通の生活に戻る感じです。どちらかというとクリスマスからの食べすぎ飲みすぎで、控えめにしているようです。

年越しそば!そうですねえ、でもどちらかと言えばプレッツェルがそれにあたるかもです。こちらは年を越してから食べますけどね。(笑)
Posted by らぬんける at 2008年01月09日 08:22
初めましてこんにちわ!
一年ほど前からドイツ人と付き合い始め、ドイツのことを調べているうちにこちらのブログを発見し、いつもこっそり読ませて頂いています。
単語にカタナカの読み仮名がふってあって…ドイツ語を勉強し始めた自分にとってはとっても読み易く、またドイツの日常文化も知れるので、いつも楽しく読んでいます!

彼は現在シュトゥットガルドに住んでいて私は日本に住んでいますので…大晦日はSKYPEで電話をしていたのですが、自分がNHKの「ゆく年くる年」を見ながら静かなお正月を迎えた8時間後に、彼の方ではシャンパンを開けて・外では近所の花火のすごい音が聞こえていました…。
それでお腹が空いたらプレッツェル食べてました。
なのでらぬんけるさんの文章まんまだな…と(笑)

長くなりました。また読ませていただきます!
Posted by ネコ at 2008年01月12日 10:47
ネコさん、はじめまして!

このブログを読んでいただいてとてもうれしいです。
これからもどうぞよろしくお願いします。

ネコさんの彼氏はシュトゥットガルト在住ですか。シュトゥットガルトでもやはりブレッツェルなんですね。(笑)

私も遠距離の時期があったので、よく分かります。
SKYPEは本当に強い味方ですよね。欠かせないものです。

近所の花火のすごい音、聞かれましたか!

ドイツの花火はもちろんきれいなものもありますが、「音にあり」という感じですので、SKYPE経由でもドイツのSilvester80%はすでに体験されてますね。あとは巨大ブレッツェルを食べるのみ。(笑)

彼氏と一緒に巨大ブレッツェルをかじる日、又は年越しそばを食べる日が来ると良いですね♪
Posted by らぬんける at 2008年01月12日 22:10
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス:

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。
この記事へのトラックバックURL
http://blog.seesaa.jp/tb/76734560

この記事へのトラックバック

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。